公開日: 2022年6月7日

食事を安全に楽しもう「夏場の食中毒予防」

堂山聡美
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こんにちは。人づくり推進室の堂山です。これからの季節は、気温と湿度が高くなり、食品による事故が起こるリスクが高くなります。特に細菌が原因となる食中毒が発生しやすくなるため、食中毒を予防して、安全に食生活を楽しみましょう。今回は「食中毒」についてお話します。

食中毒とは

食中毒を起こすもととなる細菌やウイルスがついた食べ物を食べることにより、下痢や腹痛、発熱、吐き気などの症状が出る病気のことです。時には命に関わります。飲食店などの外食で発生しているだけでなく、家庭でも発生しています。

テイクアウト時に気を付けたいポイント

ここ数年で、外食の機会が減少し、テイクアウトやデリバリーを利用する人が増えています。テイクアウトは、店内で食べるときと比べ、調理してから食べるまでの時間が長くなります。テイクアウトを利用した食事のポイントも押さえておきましょう。

・長時間持ち歩かない。

・持ち帰ったらすぐに食べる。すぐに食べない場合は、常温で放置しないよう、冷蔵庫で保存する。

・再加熱は中心までしっかり加熱する。

・食べる前には手洗いをする。

お家で実践!食中毒予防の三原則

ご家庭でもできる「食中毒予防の三原則」をお伝えします。

その1 付けない

手にはさまざまな細菌が付着しています。食中毒の原因菌やウイルスを食べ物に付けないように、必ず手を洗いましょう。また、生で食べるものに使う器具から加熱せずに食べる野菜などに菌が付着しないように、使用の都度きれいに洗い、できれば殺菌しましょう。

手を洗うタイミング

・調理を始める前

・生の肉や魚、卵を取り扱う前後

・調理の途中でトイレに行ったり鼻をかんだりした後

・おむつを交換したり動物に触れたりした後

・食卓につく前

・残った食品を扱う前

正しい手の洗い方を学ぼう

ストーリー仕立てで正しい手の洗い方を学ぶことができますよ♪

↓手洗い動画はこちら👐🏻

 

その2 増やさない

細菌の多くは高温多湿な環境で増殖が活発になりますが、10度以下で増殖がゆっくりとなり、マイナス15度以下で増殖が停止します。食べ物に付着した細菌を増やさないためには、低温で保存することが大切です。

低温で保存しよう

肉や魚などの生鮮食品、総菜などは、購入後なるべく早く冷蔵庫に入れましょう。冷蔵庫に入れても、細菌はゆっくりと増殖するので、早めに食べることが大切です。

その3 やっつける

ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅します。特に肉料理は中心部を75度で1分以上加熱することが目安です。

調理器具にも気を付けよう

調理器具にも細菌やウイルスが付着します。特に、肉や魚、卵などを使った後の調理器具は、洗剤でよく洗ってから、熱湯をかけて殺菌しましょう。

最後に

食事を楽しむために、日ごろから食中毒を行っていきましょう。また、「食中毒かな?」と思ったら、早めに医師の診断を受けるようにしましょう。

【参考】

政府広報オンライン「食中毒予防の原則と6つのポイント」https://www.gov-online.go.jp/featured/201106_02/index.html

消費者庁HP「テイクアウト等を利用するときのポイント~食中毒を防ぐために~」https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_034/

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堂山聡美

2018年に入社してから、宅配事業部で営業を2年間経験しました。現場では、お客さまの話に耳を傾け、ニーズにあった商品を提供するよう心がけていました。現在は、人づくり推進室で主に研修や同行、情報誌作成を担当しています。現場で学んだことを生かして、ヤクルトレディが毎日楽しく笑顔で仕事ができるようにサポートしていきます!
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