名定智子
ほうれい線ってシワなの？たるみなの？皆さんはご存知ですか？ほうれい線があるだけで見た目の年齢が変わってきますよね。スマートフォンで撮影しても照明の関係でよりほうれい線が深く見えることもあります。どんな環境でも美しくありたいですよね！今回はほうれい線ができる原因を解説し、自宅でも簡単にできるケアをご紹介します♪
ほうれい線はたるみが原因で生じるシワ！
年齢を重ねると多くの人が気になる「ほうれい線」。実はこれ肌のたるみが原因で生じるシワだったんです！ただのシワではなく「たるみ」が原因なんです。ほお骨の下から口もとは、皮膚を支える骨がありません。そのため、コラーゲン(お肌のハリ・弾力を作り出す役割)やエラスチン（コラーゲン繊維をつなぎとめて、支える役割）この２つがお肌のハリを作り出すバネのような役割をしてお肌を守り元気に保ってくれます。２つの減少により真皮の構造が崩れます。崩れることでハリ・弾力を失ってお肌がたるんでしまい、ほうれい線になるのです。
肌のたるみで表れる７つの変化
ほうれい線はたるみが原因で生じるシワだと分かりましたよね。原因はズバリ「お肌のたるみ」ですね。肌がたるんでくると、お顔全体に変化がでてきます。特に変化が表れるのは７箇所です。
①額②目元③ほお④毛穴⑤口もと⑥ほうれい線⑦フェイスライン
ほおや目の下の筋肉が引っ張られ、フェイスラインと首の境目がぼやけて二重あごになることもあります。口元のたるみは口角が下がり見た目の年齢がグンと上がります。また、毛穴が下に引っ張られることで縦長になり目立つようになります。お肌の土台の構造が弱くなると重力に負けてお肌がたるみ、いろいろなところが下がってきます。お肌のたるみは徐々に進行していくものです。常にケアしていないとやがて深刻な肌悩みにつながりますよ。
あなたのお肌のたるみチェック
お顔全体が写る鏡を用意して下さい。写真のように鏡を上下にして、自分の顔を覗いてみましょう。
ほお骨から下のお肌が下を向いたときに落ちてきたり、普通にしている時よりほうれい線が深く長くみられるようになったらたるんでいる証拠です。真正面で鑑を見たときと、顔が変わるようであれば、まずはその部分のケアが必要になってきます。
肌のたるみは30代後半から衰え始める
お肌の弾力は30代後半から衰え始めます。最近では20代後半の人でも衰え始めています。
お肌のたるみの原因は大きく5つです。いつまでも若々しくあるために正しいケアを心掛けましょう♪
- 筋肉の衰え
さまざまな原因で筋肉が衰えたり、コラーゲンやエラスチンがダメージを受けたるみに繋がります。 - 乾燥
お肌の乾燥が進むとハリ・弾力を失い、やがてたるみの原因になります。(少し空気が抜けた風船を想像してください。) - 加齢
お肌のハリに欠かせないヒアルロン酸やコラーゲンやエラスチンは年齢と共に減少します。(何十年も使ったベットマットレスを想像してください。) - 紫外線
紫外線ダメージにより、コラーゲンやエラスチンが壊され、お肌がたるみやすくなります。 - 過剰なお肌への刺激
お手入れ時の力の入れすぎは、コラーゲンやエラスチンがダメージを受けます。
毛穴が目立つのはたるみが原因!?
お肌がたるんでくると、毛穴が下に引っ張られ縦長になる場合もあります。
お肌のたるみチェックとして、鏡に向かってこめかみ辺りを左右に引っ張り毛穴が横に伸びるか確認します。毛穴が目立つようでしたら、たるみが原因で毛穴が目立っているかもしれません。
加齢や筋肉の衰え・重力で毛穴が縦長になっている可能性大です。しっかりリフトアップしていきましょうね♪目立つ毛穴の数が減るだけで見た目年齢も若返りますよ♪
自宅でできるほうれい線ケア
自宅でできる簡単ほうれい線ケアはマッサージです。外側からは、ほうれい線を口角から上に引き上げながら、顔は少し下を向き1・2・3数秒キープの後、指を外す。左右順番に繰り返す。内側からは、舌を使いほうれい線の内側を上下左右に押し上げる。歯茎に沿って10〜15回押し上げると口元全般の筋肉を刺激できます。
肌のたるみに効果的なケア
お肌全体のたるみには頭皮マッサージが効果的です。①頭と額の境目の輪郭②額真中から頭蓋骨を後ろにかけて③こめかみの3箇所を順番に、中指と人差し指で押しマッサージです。洗髪時にすると時間短縮でいいですよ。
まとめ
毎日のちょっとしたケアを合わせることで、体・お肌は、イキイキ蘇ってくれます。リフトアップでハリ・弾力を持った健康的なお肌をとりもどしましょう。
上村朋子
