公開日: 2019年12月28日 - 最終更新日:2019年12月28日

ヤクルトにおけるSDGsへの取り組み~持続可能な社会の実現に向けて~

中尾美穂
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こんにちは。GR推進室の中尾です。

環境問題、国際会議に関するニュースの中で、持続可能な社会に向けて・・・とか、『SDGs』というフレーズをよく耳にすると思いませんか?

実は、ヤクルトもSDGsへの取り組みを行っており、2018年12月21日に行われた第2回「ジャパンSDGsアワード」にて特別賞「SDGsパートナーシップ賞」を受賞しています。

今注目ワードの『SDGs』についてご紹介します。

SDGsとは?

SDGsとは、持続可能な開発目標Sustainable Development Goals)の頭文字をとって、エス ディー ジーズと読みます。2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国を含む全ての国に適用されるユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。

SDGsについて(外務省作成資料より):https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/pdf/about_sdgs_summary.pdf

ヤクルトにおけるSDGsへの取り組み

ヤクルトグループでは、SDGsを世界の持続可能な社会の実現のための共通課題、社会的責任として取り組むべきものと捉えています。このため、当グループ全体での事業活動のプロセスを、SDGs達成に向けて貢献している主な目標に対応させ、全従業員向け啓発ポスターを作成・周知しながら、取り組んでいます。

第2回「ジャパンSDGsアワード」にて特別賞「SDGsパートナーシップ賞」を受賞

2018年12月21日、持続可能な開発目標(SDGs)推進本部(本部長:内閣総理大臣)が主催する第2回「ジャパンSDGsアワード」表彰式が開催されました。ヤクルトグループの取り組みがSDGsの達成に貢献するものとして評価され、特別賞「SDGsパートナーシップ賞」を受賞しました。

<受賞テーマ>
【時代も国境もこえて 世界の人々の健康で楽しい生活づくりに貢献 ヤクルト】
人々の健康に役立つ商品「ヤクルト」の生産・販売を通じ、時代も国境もこえて、世界の人々の健康生活に貢献。とりわけ「ヤクルトレディ」による宅配は、健康情報の提供等を行いながら商品をお届けする日本発のモデルとして海外へ展開し、健康で楽しい生活づくり、健康意識の向上、ひいては海外の就労や女性の活躍等にも貢献。

<貢献しているSDGs目標>
3 :すべての人に健康と福祉を
5 :ジェンダー平等を実現しよう
8 :働きがいも経済成長も
12:つくる責任つかう責任
17:パートナーシップで目標を達成しよう

ヤクルトのSDGsアクションについて(CSRレポートより):https://www.yakult.co.jp/csr/communication/pdf/csr_communication_2019_2.pdf

兵庫ヤクルトにおけるSDGsへの取り組み

私たち兵庫ヤクルトもSDGs目標達成に向けて貢献しています。

:すべての人に健康と福祉を

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進することにつながる活動として、兵庫ヤクルトでは、幅広い世代の方に向けた食育活動を行っています。幼稚園、保育園、児童館での『おなか元気教室』や小・中学校における『出前授業』では、腸の大切さや「いいウンチ」を出すための生活習慣についてお伝えしています。大人向けには、ヤクルトレディの販売拠点となる各ステーションや公共施設等を利用して、おなかの健康と乳酸菌をテーマに腸の大切さやプロバイオティクス、季節に流行する疾患等、幅広いテーマで『健康セミナー』を開催しています。

また、ヤクルト商品のお届けでは、お客様のご様子や飲用状況を伺いながら、健康情報をお伝えし、安心・安全な商品笑顔のお届けに努めています。地域の皆さま1人でも多くの方に健康になっていただきたい想いで取り組んでいます。高齢化が進む中、おひとり暮らしの方の安否確認や住みよいまちづくりを目指し、地域を見守る「認知症サポーター」の輪を広げる活動も行っています。

:ジェンダー平等を実現しよう :働きがいも経済成長も

ヤクルトといえば、商品を自宅や勤務先に届けてくれる「ヤクルトレディ」。1963年にスタートしたこの独自のシステムは、海外にも広がり、事業を拡大する大きな原動力になっています。海外の女性の社会進出が進んでいない地域においても、きめ細かなフォローで就労を後押し。各地で、イキイキと働くヤクルトレディの姿が見られます。

兵庫ヤクルトでは、女性が活躍し働きやすい環境づくりとして、ヤクルトレディのお子さんをお預かりする保育所(認可・認可外含む)をエリア内に計7か所運営しております。安全・安心な保育を心がけ、基本的な生活習慣を身に付けるだけでなく、保育カリキュラムや季節行事など情緒豊かな保育を実施しています。

また、兵庫ヤクルトの人事労務政策の基本的考え方は、社員・ヤクルトレディを問わず、会社の方針に従って成果を出した人、努力した人、目標に向かってチャレンジした人が報われるシステムになっております。ヤクルトレディにおいては、意欲のある人、会社が示す一定条件を満たした人は、働き方の選択ができる社員へ登用できるキャリアアップ制度も用意しております。

ご紹介したの活動以外にも私たち兵庫ヤクルトが取り組めることがまだまだあると考えています。より良い社会、そして未来のため、持続可能な世界の実現、SDGsの達成に向けて、今後も取り組んで参ります!

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中尾美穂

【管理栄養士、栄養教諭】 栄養教諭として学校給食管理、食育指導の経験を経て、2008年に入社。 GR(グットリレーション)推進室に所属し、広報としてヤクルト製品情報やお客様からのお問い合わせ対応、おなかの健康と乳酸菌の関わりについての情報をお伝えしています。主に神戸市西区を中心に、健康お役立ちおもてなし事業のヤクルト工場見学や学校・保育園などで行う出前講座「おなか元気教室」の講師を担当しています。 《得意分野》元気うんちの出し方、おなかの健康づくりのお話
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