みなさんこんにちは!
今回はヤクルトを飲むときにふと思う疑問でいただいくご質問にお答えします。
「ヤクルト容器の底に沈んでいる固まり…これってなに?」
ヤクルトを飲み終えた後、容器の底に固まりが残っていたりすることがあります。これは原材料由来の成分で、牛乳に含まれる無脂乳固形分です。
牛乳の成分は約88%が水分、残りの約12%が固形分です。固形分から脂肪分を除いたものを「無脂乳固形分」といいます。無脂乳固形分は牛乳中に約8.3%あり、たんぱく質、糖質、カルシウムなどの無機質、ビタミン類など大切な栄養素を含んでいます。いわば「牛乳の栄養分」です。なので、底に残らないように、よく混ぜ合わせてからお飲みいただきたいんです。
ヤクルトを飲むときはよく振ってからお飲みくださいね!(^o^)b””
ヤクルトマンが体を張って質問にお答えしますので、こちらの動画もぜひご覧ください♪
「ヤクルトを飲んだ後に舌や口の中に感じる固まりはなに?」
ヤクルト飲んだ後に舌や口の中に感じる固まりは、唾液の中に含まれる「ムチン」という成分と乳たんぱく質(カゼイン)が混ざりあい固まったものです。ムチンとは消化管などの内腔を覆う粘液の主要な糖たんぱく質のことで、特に幼児は「ムチン」の量が多いためそのような現象が多くみられるようです。
「飲み込んでしまっても大丈夫?(@@;)」と不安に感じられるかもしれませんが、乳たん白の固まりは胃酸で溶けてしまうので、飲み込んでも大丈夫です。安心してお飲み下さい。(*^^*)
まとめ
・ヤクルトの底に溜まる沈殿物は、無脂乳固形分で、牛乳由来の成分なので、よく振ってからお飲み下さい。
・ヤクルトを飲んだときに舌や口の中で感じる固まりは、唾液と乳たんぱく質が混ざりあい固まったものです。飲み込んでしまっても胃酸で溶けてしまいますので安心してお飲みくださいね。