公開日: 2020年3月7日

腸内環境はバランスが命|約100兆個の腸内細菌とうまく生きよう!

小西優也小西優也
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感染症の予防のために手洗い、うがい、マスクをすること大切ですね。それに加えて免疫力を高めておくことも大切です。

あなたの腸内にいる腸内細菌の重さは知っていますか?

正解は、約1キログラムといわれています。すごいですね~。つまり自分の体重の約1キログラムは腸内細菌なんです!実は、ざっと2,000~2,500種類の腸内細菌がいるといわれています。ちなみに口の中に500種類、皮膚に300~400、膣内に500種類。そして腸には500~1,000種類、数にすると約100兆個で重さでは約1キログラムの菌がいます。腸はカラダの中で、一番菌の多い場所なのです。約1キログラムの腸内細菌の中には、良い菌と悪い菌がいて、日夜、壮絶な戦いを繰り広げているのです。この1キログラムがみなさんの健康のカギをにぎっています。

腸は「生命の源」である!

地球上に最初に生まれた生命のカラダは腸だけでできていました。生きるのに必要な栄養を身体の外から取り入れて吸収し、その残りを排泄する。一番単純な生物なんです。胃や食道、肺、肝臓などほかの多くの器官は生物が進化するにつれて、腸から分かれていったのです。つまり腸は、最初にできた器官、「生命の源」というわけです。生きていくためには、「栄養」そして「病気と闘う力」が必要です。私たちのカラダの中で唯一その両方を担っているのが、腸なのです。根が腐ってしまうと花が咲かない植物と同じです。もし「腸」がはたらかなくなったら、私たちは栄養もとれず、病気から身を守ることもできません。

腸は超大事!小腸と大腸ってこんなところ

みなさんがお飲みになっているのは、乳酸菌ですか?ビフィズス菌ですか?

実は菌の種類によって活躍してくれる場所が違うんです。小腸ではたらくのは乳酸菌!大腸ではたらくのがビフィズス菌なんです。はたらいてほしい場所と今お飲みになっている菌は合っていますか?簡単に小腸と大腸についてお話しますね♪
小腸ってこんなところ

そんな小腸ではたらくのが乳酸菌!中には、低下した免疫を回復してくれる乳酸菌もいます。外敵とたたかう免疫細胞を、元気にしてくれているのですよ♪
「栄養吸収と免疫」小腸って普段はあまり意識しないかもしれませんが、生きるためのキホンが小腸なんです。眼には見えないけれど、毎日きちんとケアしてあげたいものですね。

大腸ってこんなところ

そんな大腸ではたらくのがビフィズス菌!便性を改善するはたらきがあります。赤ちゃんのおなかはビフィズス菌でいっぱいなんです。だからウンチもきれいですよね♪でも、加齢とともに減っていきます・・・。酸素に弱く空気中で生きられないから、普段の食事からはとりにくいものなんです。ウンチはまさに、みなさんの健康度を教えてくれる「だいべん者」!大腸の中にウンチをためないことが病気を防ぐカギなんですよ~♪
小腸も大腸もどちらもだいじなところ。だから、両方ケアしてあげることが大切です。

腸における菌の三角関係

健康な人の腸の中では3つの菌が一定のバランスを保って共存しています。

ところが、加齢や薬の使用、ストレスなどちょっとした理由で、優がい菌が優勢になります。すると中間的な菌の中に有害菌の味方をするものが出てきて、菌のバランスがくずれ、一層ゆうがいきんが強くなってしまいます。腸の中で、病気のもとになる有害物質をつくる有害菌・腸から体内にこの有害物質が吸収され、血液によって全身に運ばれると、全身のさまざまな不調につながってしまいます。

【まとめ】菌とうまく生きていこう!

菌と聞くと「バイ菌」「食中毒」「抗菌」「除菌」「殺菌」などとにかく悪いイメージが先行しがちですよね・・・。しかし、一方で人間は知らない間に菌とうまく付き合いながら生きてきました。私たちが古くから食べてきた、はっ酵食品。

「はっ酵」のメカニズムをはじめから知っていたわけではなく、経験的に「こうするとおいしくなる」「保存しやすい」「カラダに良い」ということを知っていて、生活の中にうまく菌を取り入れてきたのです。人間に個性があるように、前項でも説明した菌たちにもそれぞれはたらきがあって、それが私たちの健康状態まで左右しているのですからうまく生きていきたいですね♪

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小西優也

小西優也

【食品衛生責任者】
2014年に入社、宅配事業部で1年営業を経験し現在は事業サポート部に所属しています。兵庫ヤクルトでは2009年にISO22000を取得し、私は運営の事務局をしています。地域のみなさまの手に安全で安心なヤクルト商品が届くように取り組んでいます。ご家庭でもできる食品の衛生管理や対策など発信していきます。
《得意分野》衛生管理
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