乳がんとは
乳がんは早期発見で生存率が高まります
早期の乳がんでは自覚症状がほとんどありません。進行とともに、乳房のしこりを筆頭に、痛み、乳頭からの分泌物、乳頭部のただれ、乳頭の凹凸などの症状が現れます。症状にどれかひとつでも気づいたら、乳がんの専門医に相談して必要な検査を受けましょう。
乳がんから命を守るために早期発見し、治療を行うことが大切です。
乳がん患者さんの約半数が自分で乳房の異変を見つけています
自分で触って偶然見つかる乳がんのしこりの大きさは2cm以上ですが、乳がんのセルフチェックを習慣にすると1cmの大きさにも気付けるようになります。
※乳がんのしこりの発生から1cmまで約5年、発生から2cmになるまでは約8年です。
月一回乳がんのセルフチェックをしましょう
日頃から入浴や着替えの際に、自分の乳房を見たり触ったりして乳がんのセルフチェックを心がけましょう。痛みや変化があった場合は、記録しておくと受診の際役立ちます。
目で見るチェック
①鏡の前で、腕を高く上げてチェックしましょう。
□乳房の大きさや位置に左右差がないか
□ひきつれがないか
□乳房にへこみやくぼみがないか
□湿疹、皮膚の変色がないか
②腕を腰に当てて乳房にしこりやくぼみがないかもチェックしましょう。
手で触るチェック
□乳房のしこりや凹凸がないか
□脇の下の腫れやしこりがないか
□以前より硬くないか
□全体に違和感がないか
②乳房や乳首を指先で搾るようにし、乳首から分泌物が出ないかを調べましょう。
乳がんについてのまとめ
乳がんは普段から自分で乳房の状態を確認することで変化に気づきやすくなります。乳がんは自分で見つけることのできるがんのひとつです。早期発見のためには、月1回の乳がんセルフチェックと2年に1回のがん検診を続けることです。特に、40歳以上の方はマンモグラフィ検診が推奨されています。少しでも変化に気づいたらすぐに専門の医療機関を受診しましょう。
参考:ピンクリボンアドバイザー公式テキスト
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