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ヤクルトの『愛の一声運動』が独り暮らしの方の命を救う

こんにちは。宅配事業部の福山です。みなさん、明石市では75才以上の独り暮らしの方に週に一度、ヤクルトを2本無料でお届けする『愛の一声運動』を実施していることをご存知ですか?『愛の一声運動』は友愛とも呼ばれ、安否確認を目的としたヤクルトの地域貢献活動のひとつです。今日はこの『愛の一声運動』で大切な命を救うことができたひとりのヤクルトスタッフを紹介します。

【いつもお手渡しできていた方が】

大久保南ひまわりステ—ションの藤村ヤクルトレディはまだお仕事を始めて6ヶ月ほどの29歳の若いスタッフです。その日もいつものように朝一番にお尋ねしている独り暮らしの男性の所へヤクルト2本をお届けに来ました。いつもは必ずお会いしてお手渡ししていたのにその日はあいにく留守でした。「お買い物かな?」と思い「また来ますね」とお手紙を残し、次のお届けに向かいました。一通りお届けしたあとでまた、お尋ねしましたがやはり留守・・・。「明日また来ますね」と、手紙を残しその場立ち去りました。
次の日も朝一番でお尋ねしたところ新聞も刺さったまま、ヤクルトのお手紙もそのまま。藤村ヤクルトレディは不審に思い民生委員さんを訪ね事情を説明しました。ご家族の方の了解を得たのちに、ちょうどお隣の家の工事をしていたはしごをお借りし2階から家に入ったところ、台所で倒れていたご主人さまを発見しました。すぐ救急車を呼び病院へ。脳梗塞でした。尊い命を救うことができて本当に良かったです!

 

【藤村ヤクルトレディからひとこと】

毎週決まった時間にお尋ねしていると生活のリズムもわかってきて。なので様子が変だとすぐに気づいたんでしょうね。その方は半身不随は残ったものの今は、回復に向かっているそうです。その後、ご家族の方が私のことを探してくださって何度も何度もお礼を言ってくださいました。改めてこの「愛の一声運動」の大切さを知ることが出来ました

【最後に】

ご近所との関わりが少なくなっている今、わたしたちヤクルト従事者が地域のみなさま同士の関わりに少しでもお役に立てれば幸いです。