お子さんが初めて口にするものは、何歳からどのように与えたらよいか、悩まれる方は多くいらっしゃいます。「ヤクルトは何歳から飲めますか?」もよく聞かれるご質問です。赤ちゃんやお子さんは何歳から飲めるのか?ヤクルトの飲ませ方についてお伝えします。
ヤクルトデビューはいつから?
赤ちゃんのヤクルトデビューは「離乳食などを口にする頃」が目安です。ミルク以外のものを口にする頃から与えることができます。
離乳食の開始の時期は「5、6か月ごろが適当」であり、また、それを判断する発達の目安として「首のすわりがしっかりしている、支えるとすわれる、食物に興味を示す、スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる(哺乳反射の減弱)などがあげられる」「通常生後5~7か月頃にかけて哺乳反射が減弱・消失していく過程でスプーンが口に入ることも受け入れられていく」と記述されています。
年齢とともに変化する腸内環境
母乳を飲んでいる頃の赤ちゃんの腸内細菌の多くはビフィズス菌が占めています。この頃の赤ちゃんはビフィズス菌がいっぱいの腸内環境で守られているので、風邪を引いたりしにくいんです。しかし、離乳期になると、腸内菌のバランスも変化し始めて、大人の腸と同じような菌のバランスに変わってきます。
そして、そのころからお母さんからもらった免疫も減少し、体調を崩すことも増えてきます。離乳食を始めることで腸内細菌のバランスが変化し、便秘や軟便になることもあります。腸内細菌のバランスは変わりやすいので、赤ちゃんの腸内環境も良い菌が優勢な状態を保つことが大切です。
ヤクルトの飲ませ方は?
赤ちゃんにヤクルト与える時は、「人肌くらいのぬるま湯で、約2倍に薄めたヤクルト」をスプーンでごく少量、赤ちゃんの便や健康状態をみながらお与えください。その際、哺乳びんの使用は避け、スプーンなどを用いてください。これは、赤ちゃんの食機能の発達を促すことや、口腔衛生上のことを考慮してのことです。また、母乳やミルクの代わりにはなりませんので、それらの摂取量に影響を及ぼさないように量を調節してお与えください。
ヤクルトを初めて飲む際の注意点
ヤクルトは乳製品なので、牛乳の食物アレルギーのある方は注意が必要です。食物アレルギーがある場合は、商品によって含まれる原材料、アレルギー成分が異なるため、商品パッケージの表示をよくご覧いただき、乳や大豆といったアレルギー成分が含まれていないかご確認ください。
ヤクルト商品の内容成分・アレルギー表示はコチラに記載されています。
まとめ
ヤクルトの飲み始めは、乳アレルギーの有無を確認してから、離乳食を始めるころを目安に飲むことができます。飲ませ方は、人肌程度のぬるま湯で、2倍くらいに薄めて、赤ちゃんの便や健康状態を見ながら、スプーンでごく少量から飲ませてくださいね♪
【ヤクルトに関するよくある質問シリーズ】
・下痢の時はどのようにヤクルトを飲む?
・糖尿病の人がヤクルトを飲んでも大丈夫?
・賞味期限が切れてしまったヤクルトを飲んでも大丈夫?
・ヤクルトを飲むと虫歯になりやすいですか?
参考サイト:ヤクルト400特設サイト https://www.yakult.co.jp/y400/faq.html
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