健康のための三要素
運動:毎日20分、中程度の運動をしましょう。
休養:7時間以上の睡眠をとりましょう。
上記の「健康のための三要素」を守り、良い生活習慣を心がけることが大切です。
生活習慣病とは
健康トラブルと食生活
高血圧症
血液量が増大したり、末梢血管の抵抗が強くなったりし、血圧が異常に高くなります。
原因
塩分の摂り過ぎ、肥満、ストレス など
症状
頭痛、めまい、耳鳴り、肩こり など
食事で気をつけたいポイント
・ゆっくり時間をかけて食べる
・塩分の使用を控えめにする
・肥満の人は摂取エネルギーを制限して減量する
・たんぱく質を不足させない
・カルシウム、カリウムを積極的に摂る
・食物繊維を摂る
乳がん
乳房にはりめぐらされている乳腺に悪性の腫瘍ができるのが乳がんです。日本人女性の罹患率ががんの中でも高く、年々増加しています。
原因
女性ホルモンのエストロゲンの分泌などが関係しているといわれています。
症状
乳房のしこり、左右の乳房の形が非対照になる、乳頭から分泌物が出る など
食事で気をつけたいポイント
・乳製品(低脂肪乳)、大豆食品やイソフラボンの摂取で発症リスクが低くなる可能性があります
サプリメントで服用した場合、乳がん発症リスクが低くなることは証明されておらず、安全性も証明されていません。イソフラボンは通常の大豆食品からの摂取を心がけましょう。
胃炎
胃酸と胃の粘膜を守る胃粘膜のバランスが崩れ、胃酸によって胃粘膜が炎症を起こした状態です。
原因
急性:暴飲暴食、ウイルスや細菌の感染、ストレスが引き金となります
慢性:ピロリ菌の感染が大きな要因です
症状
急性:みぞおちの不快感や痛み、むかつき、嘔吐
慢性:夜間や空腹時の持続的な胃の痛み、食欲不振、嘔吐
食事で気をつけたいポイント
・バランスの良い食生活を心がけましょう
・食事を抜かない
・アルコールや刺激物を摂りすぎないようにしましょう
骨粗しょう症
骨密度の減少、骨質の劣化によりもろくなることで、骨折しやすい状態です。
原因
加齢により腸でのカルシウム吸収力が低下すること。また女性の場合、閉経後にエストロゲンの分泌が急激に減少し、骨量が低下すること。 など
症状
背や腰の痛み、骨折 など
食事で気をつけたいポイント
・カルシウムに加えてビタミンDを含む食品を摂りましょう
まとめ
健康のために必要な3本柱「栄養・運動・休養」で、最初に注意を払わなければならないのが「栄養」です。健康を維持するために食事の内容から気にかけてみてはいかがですか。
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