公開日: 2021年4月9日

【IBS(過敏性腸症候群)と腸内細菌】ストレスが脳にも腸にも悪影響ってホント?

堂山聡美堂山聡美
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こんにちは。人づくり推進室の堂山です。前回は「脳腸相関」についてお話をしました。近年は、その「脳腸相関」の研究が進み、腸内フローラとメンタルヘルスの関係が注目されています。

今回は、脳腸相関と腸内細菌が関与する「IBS(過敏性腸症候群)」という病気についてご紹介します。

脳腸相関の悪循環に腸内細菌が関与?!

IBS(過敏性腸症候群)」という病気は腸に異常がないにも関わらず、腹痛や腹部の違和感が続き、便秘や下痢を繰り返し、日常生活にも支障をきたします。日本人の10~15%が罹患しているといわれており、学生や20~30代に最も多く見られます。ストレスが強くなると症状が悪化することから、ストレス関連疾患として知られています。

IBS患者では、脳が不安やストレスを感じると、ストレスの信号が伝わりやすく腸が痛みを感じやすくなります。さらにその刺激が脳に伝わり、苦痛や不安感が増すことが確認され、IBSは脳腸相関の悪循環によって起こっていることが分かってきました。

プロバイオティクスがIBS治療の主流に

近年、ストレスによる腸内フローラの変化がIBSの病態に関わっていることが分かってきました。

IBS患者は腸内フローラが乱れていることが多く、安全性の高いプロバイオティクスで腸内フローラを望ましい構成に移行させようという試みが世界中で行われています。日本でもIBS治療法として、プロバイオティクスが推奨されています。

脳-腸-腸内細菌相関

近年、脳腸相関に腸内細菌が関与していることが分かってきました。脳腸相関をより深く理解するためには、今や腸内細菌は無視できない存在といえますね。

最後に

今まで治療の難しかったIBSは、脳腸相関の研究により治療の満足度もかなり上がっています。乳酸菌などのプロバイオティクスには、IBSに関係する脳腸相関を正常化する役割が期待されています。

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堂山聡美

堂山聡美

2018年に入社してから、宅配事業部で営業を2年間経験しました。現場では、お客さまの話に耳を傾け、ニーズにあった商品を提供するよう心がけていました。現在は、人づくり推進室で主に研修や同行、情報誌作成を担当しています。現場で学んだことを生かして、ヤクルトレディが毎日楽しく笑顔で仕事ができるようにサポートしていきます!
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