公開日: 2020年11月2日 - 最終更新日:2020年11月2日

クラシックコンサート入門〜服装編〜

橋本恵史
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ヨーロッパではまたロックダウンが始まり、コンサートなども年内は中止になりました。日本ではクラシックなどの客席が声を出さないコンサートは客席も解禁されましたが、また寒くなってくるとどうなるか不安ですね…。

しかしいずれは、また人々がコンサート会場にマスクなしで足を運べる日がやってくるでしょう!
その日のために今からクラシックコンサートに行く際のマナーをチェックしておきましょう♪

服装はどうすればいいの?

オーケストラを聴きに行くとき、オペラを見に行くとき

ドレスコードはあるの?

どんな服を着て行けばいいの??

これはおそらく一番よくある質問ではないでしょうか?

答えはズバリ・・・

ドレスコードはない!

基本的にどこのコンサートホールでもドレスコードはありません!

上記の服装どれでもOKです♪

会場に到着するまで、本人が恥ずかしくない格好であれば大丈夫。笑

実際、コンサート会場ではジーンズの方もおられればTシャツの方もおられますが

浮いてしまうなんてことはありません。

主催者や出演者だって、お客様の服装を気にする人はまずいません。

彼らが気になるのは、誰も座っていない空席の数です。笑

NGの服装は?

じゃあ何を着て行ってもいいの??

基本的には服装は自由ですが、周りに迷惑をかける服装はNGです。

例えば・・・

香水がきつすぎる

クラシックのコンサートは休憩を挟み2〜3時間あることが多いです。

自分の横に座った人の香水がきつすぎると・・・

匂いにばかり気を取られ、肝心の演奏に集中できないことがあります。

更に最近では、森のシーンでは森の香り、花のシーンでは花の香りなど

シーンに合わせた匂いの演出をする舞台もあります。

周りの方々のために過度な香水の香りには気をつけましょう。

どでかい帽子

これも想像してみましょう。

自分の前に座ったご婦人が、こんな帽子をかぶっていたら・・・笑

もちろんこの写真は言い過ぎですが、大きな帽子は周りのお客様の視界の妨げとなります。

シャカシャカ鳴る服

これも意外と気になります。

コンサートホールは小さな音でも響く設計になっています。

紙袋の音、ビニール袋の音、飴やガムの包み紙をむく音などは特に気になります。

同じように、ウインドブレーカーなど、シャカシャカ鳴る素材の服は

動くと演奏の妨げになりかねません。

極力、音の出る服装は避けましょう。

まとめ  〜お洒落を楽しもう!〜

以上の注意点さえクリアすれば、服装はなんだって構いません!

ただ、コンサートホールで生の音楽を聴くという贅沢をより楽しむため

お洒落をしてご来場される方々はたくさんおられます。

皆様もコンサート会場に足を運ばれる際は、是非お洒落を楽しんでみてください♪

私は短パンにポロシャツで参りますが。笑

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橋本恵史

大阪音楽大学大学院、ドイツ・ハンブルグ音楽院修了。テノール歌手として活動する傍ら落語家 桂文枝に弟子入り。「歌曲亭文十弁(ぶんとうべん)」としての顔も持つ。

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