2020年の新年を迎え、早いもので2週間程が過ぎましたね。
「1月は居ぬる、2月は逃げる、3月は去る」と言われるように、1月から3月は行事が多いので,あっという間に時間が過ぎるように感じます。そんな時期こそ、1日1日を大切に過ごしていきたい今日この頃です。
さて今回は、厄除として有名な『多井畑厄除八幡宮』を紹介します。
歴史の深い多井畑の厄神さん
多井畑の厄神さんとの愛称で親しまれている多井畑厄除八幡宮。
770年(奈良時代)に大流行した疫病の疫病退散の祈願をした多井畑厄除八幡宮は、日本最古の厄除の霊地と伝えられています。
かの有名な一の谷合戦の際に源義経も戦勝祈願したといわれており、文禄三年には豊臣秀吉より朱印状の交付の記述があるそうです。
身代わり「ひながた」知ってますか?
拝殿の左側を進み階段を上がると疫病祭塚があり「ひながた」の案内がでてきますよ。
「ひながた」とは、自分の身代わりとなる人の形をした紙に名前と数え年を記入し、災いや穢れを移し水に浮かべて息災を祈ります。
1月18日~20日は大賑わいの厄除大祭!!
1年の中で1番賑わうのが厄除大祭。毎年1月18日から20日の3日間行われ、期間中は参道に多くの屋台が出店し、お目当ての屋台には行列も。地元の方はもちろん全国から、厄年のお祓いや疫病退散、病気治癒の祈願と厄除に大勢の参拝者で賑わいます。寒い時期ではありますが、境内は熱気に溢れています。
厄除大祭期間中は周辺道路も大変混雑し、臨時駐車場もありますが駐車場待ちの列が続きます。
JR、山陽電車須磨駅、地下鉄名谷駅から多井畑厄神行きのバスも増便されますよ。
まとめ
私も幼い頃から参拝している通称「多井畑厄神さん」。拝殿までの長い階段を上がる前には、思わず気合いがはいってしまいます。
初詣と同様に、夜まで賑わう厄除大祭は、大人になった今でも家族で訪れる楽しみのひとつ。
自然豊かな奥須磨公園が隣接し、お子さま連れの方にもおすすめです。朝のウォ―キングコースとしても人気。
1月18日から始まる厄除大祭にはぜひ「多井畑の厄神さん」に出かけてみてくださいね。
アクセス
【住所】神戸市須磨区多井畑字宮脇一番地
【電話】078-741-0827
【駐車場】あり
【交通】JR神戸線「須磨駅」、山陽電鉄「山陽須磨駅」、神戸市営地下鉄「名谷駅」からバスで「多井畑厄神」下車