公開日: 2020年6月29日 - 最終更新日:2020年6月29日

クラシック音楽家とお金にまつわるここだけの話【橋本恵史のちょっと歌噺】

橋本恵史
  • シェア
  • twitter

 

皆さんいかがお過ごしですか?

今日は音楽とお金にまつわる、ここだけの話です。興味あるでしょう?(笑)

クラシック音楽を仕事にするにはお金がかかる!?

クラシック音楽家…と聞くと、結構お金がかかりそうだな~と思われるかもしれません。

そんなことありません!

楽器の種類にもよりますが…

実際はめちゃくちゃお金がかかります(笑)
(うまくなればなるほど…)

例えばヴァイオリン。

世界最高額で落札された「ヴュータン」その値段はなんと16億円

この楽器はオーケストラの中でも一際高く、世界最高峰のヴュータンという楽器の落札価格は、なんと十六億円!十六億円ですよ?笑っちゃうでしょう(笑)そこまでいかなくとも、ヴァイオリンという楽器は、上手くなればなるほど高い楽器が必要になってきます。楽器の値段によって、驚くほど音が違うからです。プロのヴァイオリン奏者なら、その一挺(ちょう)で高級車を買えるような楽器を持っています。

最高級の別売品!?

そしてヴァイオリンを弾くには、もちろん弓が必要ですよね?この弓…実は別売なんです(笑)本体を買ったからと言って、オマケで付いてくるものではありません。これはヴァイオリン本体を作る職人と、弓を作る職人はそれぞれ別だからです。この弓だけでなんと一千万円を超えることもあるんですよ!

最高の別売品ですよね(笑)

他にもかかる経費!親に感謝…!

もちろんこれは極端な例です。もちろん最初は数万円から始めることができますが、上手くなろうとすればするほど、そして実際に上手くなればなるほどお金はかかります。小さい頃からレッスンに通い、コンクールに挑戦し、伴奏者に謝礼を払い、音楽大学に通い、更に留学…。親御さんはすごいです(汗)
しかも音楽大学を出たからと言ってプロとして生活していけるのは、ほんの一握りなんですから。

コストパフォーマンスの良い楽器!?

そんな中、とってもコストパフォーマンスの良い楽器があることをご存知ですか?

 

その楽器とはズバリ・・・

 

気になる続きはまた来週!

みなさま素敵な一週間を!

  • シェア
  • twitter
The following two tabs change content below.

橋本恵史

大阪音楽大学大学院、ドイツ・ハンブルグ音楽院修了。テノール歌手として活動する傍ら落語家 桂文枝に弟子入り。「歌曲亭文十弁(ぶんとうべん)」としての顔も持つ。

最新記事 by 橋本恵史 (すべて見る)

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

月別アーカイブ