みなさんこんにちは!
さて今週は「音楽家たちの恋愛模様〜恋は盲目〜」完結編です。
前回の記事はこちらから♫
ベートーヴェンはモテ男だった!?
ベートーヴェンといえばこの肖像画が有名ですよね。
見た目からして堅苦しそう…。
実際に彼の性格は浮き沈みが激しく、癇癪持ちでアルコール依存症。
隣人とのトラブル?なのか、生涯繰り返した引越しはなんと79回!
こんな男性と誰が付き合いたいと思いますか???
ところがどっこいこのベートーヴェン、たくさんの女性と恋愛を繰り返し
生涯恋人が絶えることはありませんでした。
外見にも無頓着で「汚れ熊」いうあだ名で呼ばれていたほどのベートーヴェン。
それでもモテるのだから、やはり男は外見ではないということですね!
名曲は恋愛とともに
【月光ソナタ】はイタリアの伯爵令嬢で、ベートーヴェンのピアノの生徒であった
ジュリエッタ・グッチャルディに向けて書かれました。
当時ベートーヴェンは31歳、令嬢はまだわずか17歳と、14歳も年下でしたが、
ベートーヴェンは彼女の虜になり、【月光ソナタ】を献呈したのです。
月の光のことなんて、全く頭になかったんですね(笑)
【交響曲第8番】は若く美しいアントーニエという女性と恋に落ち、構想が練られました。
彼には珍しく明るく楽しげに描かれた交響曲ですが、このアントーニエは実は既婚者であり
ラブレターのやり取りからも、熱烈な不倫関係であったことが伺えます。
【熱情】は、これまたピアノの生徒、ヨゼフィーネに向けて書かれました。
すっかり彼女に魅了されていたベートーヴェン。しかし二人の間には大きな壁が。
ヨゼフィーネは貴族であり、作曲家として大成していても、ベートーヴェンは所詮平民…。
彼女の両親は裕福な貴族でないと結婚を決して認めませんでした。
“あなたにお会いしたとき、決してどのような愛情も抱くまいと、私はかたく決心していました。
しかしあなたは私を征服してしまったのです”
彼が彼女に向けて書いた13通のラブレターの中には、彼女への大きな想いと叶わぬ恋の苦しみが綴られています。
【熱情】には、身分の差から結婚を許してもらえなかった貴族ヨゼフィーネへの激しい想いが込められているんです。
これらのエピソードを浮かべながらクラシック音楽を聞いてみるのも、時には面白いかもしれませんね。
おわりに..
ベートーヴェンは難聴で、音の無い世界で作曲を続けましたが、
数々の恋愛体験が彼に音を与えていたことは間違いありません。
最後にこんなお話を…
医者になった幼馴染と先日久しぶりに酒を飲んだ。
「最近どう?」
「実は…恋してる…」
「お!ええやん!相手は誰!?」
「実は…立場上許されない恋で…」
「え…?看護婦さんとか?」
「違うねん…実は…か…患者で…」
「患者さん!?別にええやないか!立場なんて気にするな!」
「ありがとう…!勇気でたわ!」
「…あれ?でもお前…獣医やんな?」
ああ・・・恋は盲目。
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