公開日: 2024年1月18日 - 最終更新日:2024年1月24日

睡眠中にいびきをかく原因と対策

徳永茉祐子
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こんにちは!人づくり推進室の徳永です。みなさんはいびきで悩んだ経験はないでしょうか?

今回はいびきの原因と対策について、お伝えします♪

いびきとは?

いびきとは、睡眠中に鼻やのどで生じる荒い音のことです。非常に多くみられ、加齢とともにますます多くなります。何をいびきとみなすかは人それぞれで、同じ人でもいびきの大きさや頻度は日によって変わります。

いびきは、のどの軟部組織、特に軟口蓋(口腔の天井の後方部分)が振動することで発生します。この筋肉の弛緩により、組織のこわばりが減少し、振動しやすくなると考えられています。また、組織が弛緩すると、上気道が狭くなるため、それによってさらに振動しやすくなるものと考えられています。

いびきの原因

 

原発性いびき

夜間に目覚める回数が正常であるいびきです。睡眠中、肺への気流の量と血液中の酸素レベルは正常に保たれます。こういった因子が正常であるため、日中の過度の眠気は起こりません。

睡眠呼吸障害

いびきが実は、睡眠呼吸障害の症状である可能性もあります。睡眠呼吸障害には、上気道抵抗症候群から、閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)まで様々なものがあります。これらの病態は、主に気道がどの程度閉塞されているか(気道閉塞の程度)と閉塞がどこにあるのかという点で異なります。閉塞による影響には、主に睡眠や気流の妨害があります。

いびきの対策方法について

いびきの原因はさまざまですが、ここでは原発性いびきの対策方法についてご紹介します!

寝るときに頭の位置を高くする

ベッドで寝るかたは頭側の2本の脚の下にものを置くようにしましょう。またはウェッジピローを使用して上半身全体を傾斜させることも、効果が期待できます。枕で頭だけを持ち上げようとしないようにしましょう。

横を向いて寝る(仰向けではない)

いびきはのどの周辺の筋肉がゆるみ、気道をふさぐことで起こります。 そこで、上向きではなく横向きに寝るように心がけると、気道が閉塞しにくくなることが期待できます。

体重を減らす

肥満体系の方は、舌やのど周辺にも脂肪がついているため、気道が狭くなっている可能性があります。

脂肪を減らし、気道を良くするように心掛けましょう。

まとめ

いびきは1人で寝ている方は気づきにくいですし、パートナーがいる方も、デリケートな問題で伝えづらかったりすることがあります。ですが、病気の可能性もありますので、もし日常的に眠りが浅いと感じていたり、生活に支障をきたしている場合は病院へ相談するようにしましょう。

参考文献

MSDマニュアル 家庭版 https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/09-%E8%84%B3%E3%80%81%E8%84%8A%E9%AB%84%E3%80%81%E6%9C%AB%E6%A2%A2%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E7%9D%A1%E7%9C%A0%E9%9A%9C%E5%AE%B3/%E3%81%84%E3%81%B3%E3%81%8D#v1666990_ja

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徳永茉祐子

2018年に入社してから2年間、宅配事業部でヤクルトレディと一緒にお届け業務について勉強した後、3年間稲美ステーションで店長をさせていただきました。現在は人づくり推進室にてヤクルトレディや社員に向けての研修を行っています。まだまだ勉強中ではありますが、現場で学んだことを生かして、楽しくお仕事できるようサポートを頑張ります!
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